チーム開発でも個人開発でも欠かせないバージョン管理ツール Git。膨大なコマンドがありますが、日々の作業の9割は基本的な10個で回せます。この記事では、その10コマンドを用途別に整理して解説します。
Git(ギット)は、ソースコードの変更履歴を記録・管理する分散型バージョン管理システムです。「いつ・誰が・どこを・なぜ変更したか」を追跡でき、間違えても過去の状態に戻せます。GitHub や GitLab はこの Git をクラウド上でホスティングするサービスです。
現在のフォルダを Git 管理下に置きます。プロジェクトの最初に一度だけ実行します。
git init
GitHub などにあるリポジトリを丸ごと手元にコピーします。
git clone https://github.com/user/repo.git
変更されたファイル、ステージされたファイルを一覧表示します。迷ったらまず status。
git status
コミット対象を選びます。git add . で全変更をまとめて追加できます。
git add index.html
git add . # すべての変更を追加
ステージした内容を1つの区切りとして履歴に刻みます。メッセージは「何をしたか」が伝わるように。
git commit -m "ログイン機能を追加"
手元のコミットを GitHub などのリモートリポジトリへ送ります。
git push origin main
他のメンバーの変更を手元へ取り込みます。作業開始前に実行する習慣を。
git pull origin main
本流(main)を汚さずに機能開発を進めるための分岐を作ります。
git branch feature-login # 作成
git branch # 一覧
開発が終わったブランチを main に合流させます。
git checkout main
git merge feature-login
これまでのコミット履歴を確認します。--oneline で見やすくなります。
git log --oneline
この10個を押さえれば、日常の開発フロー(pull → 作業 → add → commit → push)は問題なく回せます。まずは自分の練習用リポジトリで手を動かして、コマンドと状態変化の対応を体で覚えるのが上達の近道です。